文房具

【多機能ペン】ロットリング・トリオペン

私は20年近く仕事で「多機能ペン」を使用しています。

多機能ペンならば手帳も会社書類もすべて1本でこなせるので、持ち物も減らせます。

 

多機能ペンのいいところ

  • ペン1本で複数色のボールペンからシャープペンまで使える
  • 交換用リフィル(替芯)があるので長期的に使える
  • インクの種類も豊富
  • 太さも0.38〜1.0くらいまで幅広く選べる
  • ペン軸本体にも色々な種類がある

初めは「便利」という理由で多機能ペンを使い初めたのですが、徐々にかっこいいもの、使いやすいもの、あまり他の人とかぶらないものなど、いつのまにか「多機能ペン探し」自体が楽しくなっていました。

私が今まで使ってきた「多機能ペン」を紹介します。

今回は「ロットリング トリオペン」を紹介します。

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ロッドリング・トリオペンについて

ドイツ生まれの製図・筆記具ブランド「ロットリング」

ロットリング トリオペンは、「ボールペン黒・赤+0.5mmシャープペン」の多機能ペンです。
一時廃盤となりましたが、復刻の要望が高く2009年復刻販売されました。

シンプルにも関わらずほどよい重量感があり、黒の真鍮素材のボディは高級感もあり、滑らかな質感が相まって握りやすく手に馴染みやすいです。

ペンの出し方は「ペンデュラム グラビティ システム」=「振り子方式」を採用しています。ペン軸に表示されたペン先のアイコンを真上にしてノックすると、そのペン先を出すことができます。※pendulum(振り子)  ※gravity(重力)

ペンをしまう時は「クリップ後方を押すことで解除」します。この機能によってペンをジャケットや胸ポケットにしまうときに、インクで服が汚れることがありません。

シンプルなデザインとその機能性は、大切な方へのギフトや記念品としても最適です。

 

仕様

  • 内容 :黒・赤・シャープペン5mm
  • 機能 :振り子式、ノックタイプ
  • ボディ :真鍮
  • クリップ:ステンレス
  • サイズ :長さ144mm、直径10mm
  • 重さ :28g

 

 

ペンの使い方

ロットリング・トリオペンのペンの出し方は「振り子式」になっています。

 

①使用したいペンの種類のマークを「上」にしてノックをします。
②シャープペンはペン先が出た状態で、さらにノックして芯を出します。
③ボタンを押すとペンが戻ります。

 

ペンの出し方「振り子式」 

「振り子式」ペンは、「上を向いている面」を感知する「おもり(金属棒)」が入っています。このおもりが軸の向きに合わせて振り子のように動き、芯を押し出します。

 

「赤」を出すには、「赤のマーク」を上にしてノックします

 

「青」を出すには、上下を反転させ「青のマーク」を上にします。

 

 

うまく伝わるでしょうか?

 

 

初めて使ったときはこの仕組みだけでペンを使うのがワクワクしました。

慣れてくると「クリップの位置を指先の基準」として、ペン軸を見ないで色の使い分けができるようになります。とてもスタイリッシュでかっこいいです。

 

4C規格

お気に入りの「多機能ペン」に「替え芯(リフィル)を交換することでカスタマイズできます。

その中でも「4C規格」と呼ばれる替え芯は、互換性があるので会社の違う多機能ペンでも共通して使用することができます。

私が使用しているのは「三菱鉛筆SXR-200 油性(ジェットストリーム)0.7mm」です。

 

 

人気のある「4C規格」リフィル

  • 三菱鉛筆SXR-200 油性(ジェットストリーム)0.5mm
  • パイロット LHRF-20C4(ハイテックCスリム)0.4mm
  • パイロットBRFS-10 油性(アクロインキ)0.5/0.7/1.0mm
  • ぺんてるKBXES7 油性(ビクーニャ)0.7mm

 

自分のお気に入りの「多機能ペン」にお気に入りの「リフィル」を交換することで、自分だけの1本ができあがります。

インクが違うだけでまったくペン自体が全く違うものになます。

 

注意ポイント

シャーボで有名な「ゼブラ」の4C規格の替え芯は、他社の4Cに比べて「微妙に太い作り」になっています。ゼブラの芯をボールペンに差し込もうとすると芯筒が広がってしまい、他社のリフィルが使用できなくなってしまうので気をつけましょう。

逆に、ゼブラのボールペンに他社の4C規格リフィルを入れようとすると、ゆるくてしっかりと固定されません。2〜3mm幅のセロハンテープを貼ると使用できますが、ペンが壊れる可能性があるのでご自身の責任のもと試してください。

 

 

 

使ってみた感想

  • 高級感のある重さでとても書き心地がよい。
    →ワイシャツの胸ポケットに入れるとやや重いと感じる。
  • デザインは申し分ない。デスクの上に置いてあっても映える。
  • ペンを出すときに「引っかかる」ことがある。
    →毎回ではない。たまにほんのわずかな「ひっかかり」だが私は気になった...
    →同じペンを使う友人はまったく気にならないと言っている。
  • クリップを押すとペンが戻る構造のおかげで服が汚れない
  • クリップの作りが「バネ構造」でしっかりしているので耐久性は問題ない。
    →長年使用していてもクリップが壊れたことはない。
  • 振るとほんの少しだけ「カチャカチャ」と音はする。
    →激しく振れば音がするが、書くときには全く音はしない。
  • 雑な使い方をしているとペン本体に傷が目立つ。
    →普通の複数のペンと一緒にペンケースなどには入れないほうがいい。
    →ペン単体でスーツのポケットやデスクに入れておく分にはほぼ傷はつかない

 

ロットリングの種類

色違いで「シルバー」があります。塗装がないので削り出しのアルミ製品を好む人向き。

 

 

「4 in 1」を希望するなら「ロットリング マルチペン」があります。、黒・赤・青+シャープペンの機能がついています。

 

 

まとめ

多機能ペンの「ロットリング・トリオペン」について紹介しました。

 

ペン本体の色(黒・赤・シルバー)のバランスとペン自体の重さが高級感を出しています。机の上に置いてあるだけで絵になる多機能ペンです。

 

多機能ペンは複数のペンが1本で済むので「便利」という利点もありますが、色々な種類があるので「選ぶ」のもとても楽しいです。リフィル(替芯)を替えるだけでも、ペンの感じが変わるので色々試してみてください。

 

最後までありがとうございました。

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