文房具

【多機能ペン】Helvetica(ヘルベチカ)4 in 1

私は20年近く仕事で「多機能ペン」を使用しています。

多機能ペンならば手帳も会社書類もすべて1本でこなせるので、持ち物も減らせます。

多機能ペンのメリット

  • ペン1本で複数色のボールペンからシャープペンまで使える
  • 交換用リフィル(替芯)があるので長期的に使える
  • インクの種類も豊富
  • 太さも0.38〜1.0くらいまで幅広く選べる
  • ペン軸本体にも色々な種類がある

初めは「便利」という理由で多機能ペンを使い初めたのですが、徐々にかっこいいもの、使いやすいもの、あまり他の人とかぶらないものなど、いつのまにか「多機能ペン探し」自体が楽しくなっていました。

私が今まで使ってきた「多機能ペン」を紹介します。

今回は「Helveticaヘルベチカ 4 in 1」を紹介します。

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Helvetica(ヘルベチカ) 4 in 1について

シャーペン1本分の細さに4本分の機能を集約したヘルベチカの『多機能ペン4in1』

ヘルベチカ『多機能ペン 4in1』は、太くなりがちな多機能ペンの中で、わずか直径9.3mmという細さが最大の特徴です。ボールペン(黒・赤・青)+シャープ0.5mmの4機能がついて「どうやってこの細さに納めたのか?」と不思議になるくらいの細さをしています。

真鍮のボディはほどよい重量感があり、握りやすい細さとのバランスが最高の書き心地を提供してくれます。

シンプルなデザインとその機能性は、大切な方へのギフトや記念品としても最適です。

製品仕様

  • 内容 :ボールペン7mm(黒・赤・青)+0.5mmシャープペン
  • 機能 :振り子式、ノックタイプ
  • サイズ:3mm×145mm
  • 重量:5g
  • 素材:真鍮+焼付塗装

ペンの使い方

Helvetica(ヘルベチカ)4 in 1のペンの出し方は「振り子式」になっています。

①使用したいペンの種類のマークを「上」にしてノックをします。
②シャープペンはペン先が出た状態で、さらにノックして芯を出します。
③ボタンを押すとペンが戻ります。

ペンの出し方「振り子式」 

「振り子式」ペンは、「上を向いている面」を感知する「おもり(金属棒)」が入っています。このおもりが軸の向きに合わせて振り子のように動き、芯を押し出します。

「赤」を出すには、「赤のマーク」を上にしてノックします

「青」を出すには、上下を反転させ「青のマーク」を上にします。

うまく伝わるでしょうか?

初めて使ったときはこの仕組みだけでペンを使うのがワクワクしました。

慣れてくると「クリップの位置を指先の基準」として、ペン軸を見ないで色の使い分けができるようになります。とてもスタイリッシュでかっこいいです。

4C規格

お気に入りの「多機能ペン」に「替え芯(リフィル)を交換することでカスタマイズできます。

その中でも「4C規格」と呼ばれる替え芯は、互換性があるので会社の違う多機能ペンでも共通して使用することができます。

私が使用しているのは「三菱鉛筆SXR-200 油性(ジェットストリーム)0.7mm」です。

人気のある「4C規格」リフィル

  • 三菱鉛筆SXR-200 油性(ジェットストリーム)0.5mm
  • パイロット LHRF-20C4(ハイテックCスリム)0.4mm
  • パイロットBRFS-10 油性(アクロインキ)0.5/0.7/1.0mm
  • ぺんてるKBXES7 油性(ビクーニャ)0.7mm

自分のお気に入りの「多機能ペン」にお気に入りの「リフィル」を交換することで、自分だけの1本ができあがります。

インクが違うだけでまったくペン自体が全く違うものになます。

注意ポイント

シャーボで有名な「ゼブラ」の4C規格の替え芯は、他社の4Cに比べて「微妙に太い作り」になっています。ゼブラの芯をボールペンに差し込もうとすると芯筒が広がってしまい、他社のリフィルが使用できなくなってしまうので気をつけましょう。

逆に、ゼブラのボールペンに他社の4C規格リフィルを入れようとすると、ゆるくてしっかりと固定されません。2〜3mm幅のセロハンテープを貼ると使用できますが、ペンが壊れる可能性があるのでご自身の責任のもと試してください。

使ってみた感想

  • 9.3mmの細さで「鉛筆」を握っているような感じでとても書きやすい。
    →ロットリング、ステッドラーアバンギャルド、ジェットストリーム4in1の中で一番書きやすい

  • ノックをしたときのペンの出し入れがとてもスムーズ
  • ペンを戻すボタンも引っかかりがなく使用しやすい。
  • 黒一色のデザインはシンプルだが落ち着きがあってよい
  • クリップはしっかりと固定されているが、バネ構造ではないのであまり広がらない。
  • 振るとほんの少しだけ「カチャカチャ」と音はする。書くときはほぼしない。
    →多機能ペンの「音」を気にする人だとやや気になるレベル
  • 一番の弱点は「塗装がすぐはがれる」ことです
    →普通の複数のペンと一緒にペンケースなどには絶対入れないほうがいい。
    →通常の使用においても軽い衝撃で塗装に傷がついてします。使用感を好む人には問題ないが、きれいな状態を保ちたい方にはかなり気になると思います。

Helvetica(ヘルベチカ)の種類

■色違いで「赤」「白」「黒」があります。

■さらに高級感をだしたシリーズに「Romeo(ロメオ)多機能ペン4 in 1」があり、グリップの素材が3種類あります。

  1. レザーグリップ
  2. 牛革クロコ
  3. カーボングリップ

まとめ

多機能ペンの「Helvetica(ヘルベチカ)4 in 1」について紹介しました。

4 in 1はとは思えない細さでありながら、その機能性やデザインにいてもかなり優れています。それが故に塗装面での耐久性のなさは惜しい点です。丁寧に長く使用するには最高の多機能ペンだと思います。

グリップの素材が違う種類も「高級多機能ペン」としては魅力が高く、他人との差別化をはかりたい人にはおすすめです。

多機能ペンは複数のペンが1本で済むので「便利」という利点もありますが、色々な種類があるので「選ぶ」のもとても楽しいです。リフィル(替芯)を替えるだけでも、ペンの感じが変わるので色々試してみてください。

最後までありがとうございました。

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