こんにちはYuichiroです。
2021年11月にマンションの庭を人工芝にしました。マンションの庭を人工芝にDIYした手順や費用についてお伝えします。
私は人工芝の設置については「完璧な素人」ですが、マンションの庭としてはかなりの完成度になったと自負しています。しかも、失敗したらまた張り直せばいいので、あまり緊張感なく張ることができました。
一軒家の方の庭でも同様に施工できると思いますので、自宅の庭を「簡単にきれいにしたい」と思っている方はぜひ参考にしてください。
こんなにきれいになりました。
人工芝にすることが思ってた以上に簡単だったことと、結果的にとても人工芝の庭がとても「心地よい」ので、作成工程や費用についてお伝えします。
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人工芝にするにきっかけ
今回、庭を人口芝にDIYする理由はいくつかありました。
マンションの1階に住んでいるので「専用の庭」がありますが、例年季節ごとに数回、庭の「芝刈り」をしなければなりません。とても大変ですが、きれいになった心地よさ、土や草に触れる感触、達成感などメリットも多々ありました。
あと、今年から我が家で「犬」を飼うことになりました。飼い犬が庭を走り回るには手入れが大変な天然芝より、人工芝のほうが「きれい」で「安全」ということで今回、人工芝化にいたりました。
人工芝にするための事前準備
まず庭のサイズは、「横が約6m、たて約2m」です。
両サイドと正面にはフェンスがあります。
人工芝を張るために事前に準備したものを紹介します。
まずは「もともと所有していたもの」です。もしなければ、もしくは古くなっていたら購入しましょう。
必要なもの(持っているものを使用)
- カッター(芝のカット用。よく切れるものが○)
- メジャー(測れれば何でもOK)
- 作業用手袋(砂利の搬入で使用)
- のこぎり(仕切りをカットするのに使用)
- ハンマー(ピンを打ち込む用。小さいよりは大きいほうがラク)
この中でも「カッター」はちゃんとしたものを使用したほうがいいです。
人工芝のサイズ調整をするときに切れが悪いカッターだときれいに人工芝を敷くことができません。
事前に購入したもの【費用】
- 人工芝(ピン付き)【17,981円】
- 防草シート(ピン付き)【3,383円】
- 仕切り版【1,656円】
- 固定用 U字ピン【1,436円】
- 砂利【約13,000円】
購入した商品の合計は「37,456円」でした。あとお手伝いいただいた友人に謝礼&お酒をごちそうしました。
次にに購入したものを紹介します。「砂利」以外はすべてAmazonから購入しました。
人工芝 【17,981円】
色々と検討しましたが、「アイリスオーヤマの人工芝」にしました。
芝丈3cmとありますが、芝の「厚み」ではなく「1本芝の長さ」が3cmなので結構薄いです。しかし、庭に敷くと特に問題はありませんでした。「フカフカ」を追求するならば、もっと高価なものを購入する必要があると思います。
よかったのは「たて2m」の人工芝にしたことです。「つなぎ目」を作らなかったことで張りやすく、しかも完成がとてもきれいになりました。
防草シート(ピン付き) 【3,383円】
防草シートは、人工芝の下に敷きます。
名前の通り「雑草が生えないようにする」ものです。設置してからまだ3ヶ月位しかた立っておらず、しかも秋に作業したので夏にかけて改めて報告します。
なるべく分厚いほうが光を遮断するので、防草効果が高く、さらに人工芝のクッション性を高めるとのことでした。
仕切り版(ガーデンエッジ) 【1,656円】
となりの家の庭との境目と正面フェンスの下には隙間があるので、砂利を止めるのために「しきり」を立てました。2セットと5枚入りを購入して「55枚」すべて使いきりました。となりの家との隙間を仕切るものは何でもいいと思います。木の板をカットして埋めるだけでも十分です。私が購入したものは、「ガーデンエッジ 芝の根止め」というものですが、色もサイズもよくとてもよくとても使いやすかったです。
固定用 U字ピン【1,436円】
人工芝にもピンがついていましたが足りませんでした。人工芝を張ったあとに別途購入しました。
はじめは「50cm間隔」で固定したのですが、全体に敷いた後に「たるみ」を調整しながら使用していたら、さらに40本使ってしまいました。
5 砕石(6号)・中粒砂利【約13,000円】
もとの雑草混じりの庭に直接砕石を撒きました。
1平方メールあたり5袋を目安に購入しました。近所のホームセンターで1袋198円。66袋購入したので(砕石60袋+中粒砂利6袋)で13,000円ちょっとかかりました。
トラックで業者から購入するともっと安いですが、トラックではマンションの庭に搬入することがむずかしいためしょうがなく袋で購入しました。
砂利の量
砂利を購入するときは、1平米あたり60~80kgを用意しておきましょう。
砂利は3~4センチ程度の厚みに敷き詰めるといいでしょう。
隙間なく余裕を持って敷き詰めるためには、1㎡あたり80kgで計算しておくと安心です。
私は全く知りませんでしたが、「砂利」と「砕石」の違いを確認ください。
砂利と砕石
■砂利
砂利とは、長い年月をかけて自然の力によってできた丸く小さな石の集まりのことです。砂利はとがったところがない丸みを帯びたフォルムをしているので見た目がきれいです。
■砕石
砕石は、大きな岩石を粉砕機で人工的に砕いて作ったものです。砕いたときにできたゴツゴツとした角がありサイズも不均一な点が特徴です。角があることで、圧をかけたときにほかの砕石としっかり噛み合い、地盤が締まるという特性があります。
庭を人工芝にDIYするための手順
マンションの庭を人工芝にするのにかかった時間は、合計15時間くらいでした。友人と2名で作業をしました。
私が実際に行った手順を説明します。
もともとの庭の雑草とり
まずは庭の雑草を取り除きます。丁寧に越したことはありませんが、先は長いのでこんな感じで軽く終えました。奥の花壇のレンガを排水溝の囲みで使用しました。しかもただ土に埋めただけです。
庭の周りの隙間を埋める
写真ではすでに砕石が敷かれていますが、砕石が広がっていかないようにするために、砕石を敷く前に「隣の家との境目」と「正面フェンスの下」を「仕切り」で覆いました。
砂利を敷く→転圧
砕石を1平方メートルあたり4〜5袋敷き、上から中粒砂利を敷きました。排水溝に水が流れるように気持ち傾斜をつけました。
砂利の高さが4cm位しかないので転圧は難しいらしいですが、念のため転圧機を友人に借りました。ホームセンターでも1日2000円ほどでレンタルできるそうです。
防草シートを敷く
写真を取り忘れました(申し訳ないです)
防草シートは砂利の上にカーペットのように敷いていくだけです。端を付属のピンで止めながら広げていきました。
50cmくらいの幅でピンを置き、ピンの数が足りなくならないようにして留めていきました。防草シートは幅1mだったので、ずれないように重なる部分も作りピンを打っていきました。
人工芝を敷く
人口芝は長いカーペットのようになって配送されます。そのままだと敷きづらいので、初めに「端だけを庭のサイズにカット」してピンで固定しました。
それから人工芝を「ロール→カット→ピン留め」を繰り返していきます。
カッターで切ります。フェンスや庭のタイルの端は「1〜2cm位大きめ」にカットしておくと、あとで調整もラクですし、端の人口芝をすこし指でちぎると自然な感じになります。
また敷くときは若干の「たるみ」がでるので、カットしたあとはすぐにピン留めせず、引っ張りながら全体をみて「ゆっくり」と敷いていきます。
ピン留めは防草シートと同様に「50cm間隔くらい」で留めていきました。最後にすべてのカットを終え敷き終えた後に、たるみを調整しながら、追加でピン留めをするとよりきれいに完成します。
水がたまらないか心配でしたが、今のところまったく問題ないです。必要ならば人工芝に数カ所ピンで小さな穴を開けるといいらしいですが、現在は何もしていません。
排水溝にも
排水溝は花壇で使用していたレンガを周りに埋めて囲みました。そのままだと見栄えが悪いので、同じサイズに切ったものを上にのせました。ピン留めはしていませんが、いまのところ風で飛んでしまうことはありません。見た目ではわかりませんが、水はけがよくなるようにピン留めのピンで「5cm間隔」に穴をあけておきました。
メリット・デメリット
人工芝にして3ヶ月が経ちました。
当初は人工芝にする「メリットとデメリット」を掲載しようと思っていましたが、今のところデメリットが見当たらないのでメリットだけあげて見ました。
人工芝にするメリット
- 庭を見るととにかくきれいで心地よい
- 犬が庭を駆け巡っている
- 子ども達も庭に出る時間が増えた
- 芝刈りに時間をとられることがない
- ゴルフの練習ができる
- 洗濯物を干すときにも雑草を気にしない
まとめ
今回は、マンションの庭を「人工芝」にDIYする手順や費用についてお伝えしました。
現在のところ、人工芝にして毎日の生活がとても心地よいです。きっかけとなった愛犬も毎日うれしそうに庭を駆け巡っています。ぜひ、自宅の庭をきれいにしたい方は参考にしてみてください。
今後、人工芝にすることでの不具合や失敗例などでてくれば情報を公開したいと思います。
最後までありがとうございました。